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日本茶専門店に学ぶ、感動の水出し茶の作り方

暑い季節にぴったりの「水出し茶」をご存じですか? お湯ではなく、水からじっくりと抽出した水出し茶は、苦味や渋味を抑えながら、旨みと甘みがぎゅっと凝縮された、まろやかですっきりとした味わいが楽しめます。さらに、カフェインの抽出量も少ないため、口当たりがやさしく、誰が作っても美味しく仕上がるのが魅力です。作り方も驚くほど簡単。今回は、日本茶専門店『おちゃらか』のフランス人店主ステファン・ダントンさんに、水出し茶の美味しい淹れ方を伝授していただきました。

フレーバーティーが豊富な日本茶専門店『おちゃらか』

東京・日本橋人形町にある日本茶専門店『おちゃらか』は、フランス人店主ステファン・ダントンさんが営むお店です。定番の日本茶はもちろん、緑茶やほうじ茶をベースにした多彩な香りのフレーバーティーや、手軽に楽しめる粉末タイプのお茶など、バリエーション豊かな商品が並び、訪れる人々を魅了します。

おいしい水出し茶の作り方

水出し茶の作り方はとてもシンプル。1リットルの冷水に約10gの茶葉を入れ、冷蔵庫で一晩置くだけで、翌朝には香り高い水出し茶が完成します。水道水でも十分ですが、カルキ臭が気になる場合は、2~3分沸騰させて冷ましてから使用すると、よりまろやかな味わいに。ミネラルウォーターを使うなら、軟水がおすすめです(外国産は硬水が多いので注意)。
冷蔵庫で保存する場合、茶葉を漉さなくても味は大きく変わりませんが、漉すことで濁りがなく、よりクリアな色合いに仕上がります。必ず2日以内に飲み切りましょう。茶葉10gの目安は、緑茶系なら大さじ2杯、ほうじ茶系なら大さじ3杯。お好みに合わせて茶葉の量や抽出時間を調整して楽しんでください。

さあ、さっそくトライしてみましょう! 用意したのは「ナルゲン広口1.0L」、水出し茶を作るのにぴったりな2025新商品「ドリンクスパウトwithフィルター」、そして「10gの茶葉」の3つです。

まずはドリンクスパウトwithフィルターの黒いスパウト部分を反時計回りに回しフィルターから外します。雑味が出にくいステンレススチールのフィルターに、茶葉を入れたら、スパウトを取り付けます。

ナルゲン広口1.0Lに水を注ぎ、茶葉を入れたドリンクスパウトwithフィルターをセットします。蓋を閉めたら、冷蔵庫で一晩寝かせて出来上がり。

せっかくのフレーバーティーですから、その香りの世界を存分に楽しみたいもの。そこで、ステファン・ダントンさんおすすめの夏にぴったりなフレーバーティーをいくつか試してみました。茶葉は、写真左から「巨峰」「すいか」「マンゴー」「もも」。たとえば「すいか」には、ローズヒップやサフラワー、マルハフラワーが香料とともにブレンドされており、袋を開けた瞬間から、みずみずしく爽やかな香りがふわりと広がります。フレーバーティーに合わせて、nalgeneボトルのカラーを選ぶのも、楽しみ方のひとつです。

ちなみに、水出し茶は、常温なら3〜4時間ほどで作ることができるそう。せっかくなら、そのお水にもこだわってみませんか。澄んだ空気の中、お気に入りの茶葉を携えて、湧き水を汲みにちょっとしたお出かけ。冷たい山の水で仕込めば、ひと口ごとに自然の恵みが広がります。待ち時間さえも、特別な時間に変わる——そんな一杯を、野外で楽しんでみるのも素敵ですね。

■お店情報■
おちゃらか
住所:東京都中央区日本橋人形町2-7-16 関根ビル1F
営業時間:11:00〜19:00
定休日:不定休
https://www.ocharaka.co.jp/
Instagram:@ocharaka_japan
※最新の営業情報は、お店のSNSなどでご確認ください。
※すぐそばの「おちゃらかカフェ」ではおちゃらかのお茶をお召し上がりいただけます。

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