静岡県御前崎市と
「サステナブル容器の推進に関する協定」を締結
この度株式会社ハイマウントは、ゼロカーボンシティ実現に向け、静岡県御前崎市と連携協定を締結いたしました。
本協定は、当社が取り扱う再利用可能ボトル(サステナブル容器)の推進によって、ごみの削減及び海洋プラスチックごみによって引き起こる環境問題の解決に寄与することを目指しています。
御前崎市の環境政策
三方が海に囲まれた御前崎市は、豊かな自然に恵まれ、地域固有の文化を大切に育んできました。しかし、近年では社会経済活動の拡大や生活様式の変化により、海洋プラスチックごみや水質汚濁、公害、自然環境の減少といった問題が顕著になっています。同市は、このような環境変化を踏まえて、2020年3月に「第2次御前崎市環境基本計画」を新たに策定。その後、2021年2月に「ゼロカーボンシティ宣言」を行い、2050年のカーボンニュートラル実現を目指して各取り組みを推進してこられました。 当社は、行政と市民が一体となり環境保全に取り組む同市の計画に賛同し、本協定を締結することにより、計画実現への貢献を目指します。
協定締結式の模様
2024年11月23日、御前崎市役所で開催された『御前崎市大産業まつり』にて「サステナブル容器の推進によるごみ削減に関する協定締結式」がとり行われました。
市内の特産品や飲食物、雑貨などを販売するブースが80店舗ほど立ち並ぶ産業まつり。市を挙げた一大イベントとのことで、会場は朝から大勢の来場者で賑わっていました。
御前崎市大産業まつりの様子
御前崎市オリジナルマイボトルについて
本協定は、御前崎市環境課職員の方が当社の再利用可能ボトル(ナルゲンボトル)をご愛用頂いていたことをきっかけに始まりました。 実際に使用する中で、優れたデザインや品質、機能性の高さを実感し、「御前崎市オリジナルマイボトル」の導入を検討して頂く運びとなりました。
医療研究容器製造メーカーNalgeneが作る高品質なドリンクボトル
ナルゲンボトルとは
高品質な医療研究容器を製造するNalgeneが、アウトドアや一般の方向けに展開するドリンクボトル。医療機器製造品質保証の国際基準認定を受けた自社工場で、徹底した生産管理の元生産されています。本体の耐熱耐冷温度が100℃から-20℃と、幅広いシーンで活躍する機能性の高さも特徴のひとつ。
Jiro氏によるオリジナルデザインのマイボトル
ボトルデザインは、御前崎市民の皆様から寄せられた1,100件を超える投票を基に決定されたもの。市内在住のデザイナーJiro氏が「つなぐ、つなげる、つながる」をテーマに、同市のアイコンである灯台やサーフィンを組み合わせ、魅力溢れるデザインに仕上げました。
特設ブースにてオリジナルマイボトルを販売
御前崎市オリジナルマイボトルは、イベント期間中特設ブースで販売され、多くの方にご購入頂きました。今回の売上は、全額がビーチクリーン団体などの海を守る活動資金として寄付されます。
今後は、御前崎灯台下の御前崎渚の交番などで販売される予定です。
協定の概要
当社と御前崎市は、サステナブル容器の推進によるごみの削減、海洋プラスチックごみ問題の解決を目指し、本協定を締結しました。「長く使えるものを選ぶこと」「それを使い続けること」。 持続可能な循環型社会の実現に向けたこれらの取り組みは、ごみの発生自体を減らすだけでなく、環境負荷の軽減にも繋がります。
主な連携内容
⑴サステナブル容器の推進に連携協力し、ごみ削減の取組及び海洋プラスチックごみ問題の解決に取り組む。
⑵市民、事業者及び市職員に対してごみ削減及び海洋プラスチックごみ問題の重要性を啓発するとともに、サステナブル容器の普及啓発を図る。
当社は本協定を通じ、ごみ削減の推進と美しい海の保全を目指して、御前崎市との連携・協力を続けて参ります。